ロシアに帰国の反政権活動家ナバリヌイ氏、空港で拘束 毒殺未遂から5カ月

ロシア帰国のナバリヌイ氏、空港で拘束

(CNN) ロシアの反政権活動家アレクセイ・ナバリヌイ氏が17日、毒殺未遂で搬送されたドイツからロシアに帰国し、直後に空港で拘束された。

ナバリヌイ氏の報道官のツイートによると、同氏は説明のないまま警官らに連れ去られた。付き添っていた弁護士は同行を認められなかったという。

ロシアの独立系テレビ局、TVレインのライブ映像には、首都モスクワ近郊のシェレメーチェボ空港でナバリヌイ氏が黒っぽい制服の集団と話した後、ユリア夫人にキスして歩き去る場面が映っている。

ナバリヌイ氏は拘束される直前、空港で記者団に「この5カ月間で最良の日だ」「私は恐れていない」と話していた。

夫妻は5カ月前から滞在していたドイツから、モスクワ・ブヌコボ空港行きの便に搭乗した。同空港では零下20度の極寒のなか、支持者や報道関係者ら数百人が待ち受けていたが、同便は直前に突然、何らかの理由で行き先を変更。飛行記録によると、現地時間午後8時すぎ(日本時間18日午前2時すぎ)にシェレメーチェボ空港に到着した。

ナバリヌイ氏が機内で着席する際、乗客やメディア関係者が写真を撮る様子=17日/Kirill Kudryavtsev/AFP/Getty Images
ナバリヌイ氏が機内で着席する際、乗客やメディア関係者が写真を撮る様子=17日/Kirill Kudryavtsev/AFP/Getty Images

ロシアのメディアは、ブヌコボ空港で同氏を支持する政治家や関係者ら数人が警察に拘束される場面を伝えた。

ナバリヌイ氏拘束の知らせを受けて、欧州連合(EU)のミシェル大統領やリトアニアのナウセーダ大統領、ラトビアのカリンシュ首相らが非難声明を出し、即時解放を求めた。

ナバリヌイ氏は2014年に詐欺罪で執行猶予付きの刑を言い渡され、ドイツ滞在中に出頭の条件を守らなかったとして実刑への変更要請が出ている。29日に予定される公判で、禁錮3年半の刑を言い渡される可能性がある。ロシア当局は昨年末から、同氏に対して別の詐欺容疑でも捜査を始めている。

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