イラン首都から反米スローガン掲示板を撤去、関係改善背景に

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CNNの取材に答えるイランのロハニ大統領。同氏の登場以降、雪解けの兆しが見られる

CNNの取材に答えるイランのロハニ大統領。同氏の登場以降、雪解けの兆しが見られる

(CNN) 国営イラン通信(IRNA)は27日までに、首都テヘラン市内で反米スローガンが唱えられている掲示板などが撤去されたと報じた。

首都行政当局の報道担当者は記者団に、これら掲示板は市の文化関連評議会の同意なく文化団体が設けていたと述べた。

米国、イラン両国の関係は1979年のイラン・イスラム革命時の在テヘラン米大使館占拠事件を契機に断交し、これ以降、厳しい対立状態が続いていた。しかし、今年8月にイラン大統領に就任したロハニ師が欧米諸国との対話促進を打ち出した後、雪解けの兆しが見え始めていた。

ロハニ大統領は欧米諸国との衝突材料となっている核開発問題でも柔軟姿勢に転じ、新たな提案を示したとされる。またオバマ米大統領とは書簡を交換し、国連総会への出席時には電話会談も行った。両国首脳の直接接触はイラン・イスラム革命後、初めてだった。

テヘラン市内の反米スローガン掲示板の撤去は、両国関係のこれらの好転を反映したともみられる。

ただ、イラン指導部内が対米改善で足並みをそろえているとはみられず、IRNA英語版は最重要ニュース面でイラン議会のラリジャニ議長がイランを批判する米国政界の「おしゃべりな人物」を逆批判する記事を掲載した。

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