米北東部でM4.8の地震、広範囲に揺れ 余震も相次ぐ

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米ニューヨーク市でのM4.8の地震発生を受け、外に出て様子を見る人々/Faith Aktas/Anadolu/Getty Images

米ニューヨーク市でのM4.8の地震発生を受け、外に出て様子を見る人々/Faith Aktas/Anadolu/Getty Images

ニューヨーク(CNN) 米北東部で5日午前、マグニチュード(M)4.8の地震があり、首都ワシントンやニューヨーク市、メーン州でも揺れを感じた。米地質調査所(USGS)が明らかにした。

USGSによれば、今回の地震は北東部で記録が残るものとしては過去50年間で3番目の強さ。ニュージャージー州では過去240年以上の間で最大規模だった。周辺数百キロの数百万人が揺れを感じ、仕事や学校生活にも支障が出た。

ニューヨーク州ロングアイランドに住む女性は、「最初は大きなトラックが近くの道路を走っているか、家の中の石油ボイラーが揺れているのかと思った」と、揺れを感じたときのことを振り返った。

揺れが激しくなったので女性は外へ飛び出した。隣人も同じ揺れを感じており、ニューヨーク市の東約32キロの現地で地震に見舞われていることを理解した。

ニューヨーク警察署は、建物などの被害や負傷者は出ていないと発表した。

同市のアダムス市長はこの後の会見で市民に対し、普段通りの一日を過ごして良いとの見解を表明した。

エンパイアステートビルのX(旧ツイッター)アカウントには、「I AM FINE(私は無事です)」の文言が投稿された。

USGSによれば最初の地震は5日午前10時23分に発生。ニューヨーク市消防署は10時30分前後に建物の揺れに関する通報を受けたと発表した。

地震後、少なくとも11回の余震があった。直近のものはニュージャージー州グラッドストーンで午後5時59分にM4.0の規模で発生した。USGSが明らかにした。

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