バイデン米大統領、地震犠牲者に弔意 シリアとトルコへの支援を約束

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演説するバイデン米大統領=8日、米ウィスコンシン州デフォレスト/Mandel Ngan/AFP/Getty Images

演説するバイデン米大統領=8日、米ウィスコンシン州デフォレスト/Mandel Ngan/AFP/Getty Images

(CNN) 米国のバイデン大統領は8日、マグニチュード(M)7.8の地震で被害を受けたトルコとシリアに対して弔意を示したほか、支援を約束した。バイデン氏が今回の地震についてカメラの前で発言したのは今回が初めて。

バイデン氏はウィスコンシン州ディフォレストで、労働組合の組合員に対する演説の際、「トルコとシリアの人々に思いを寄せ、祈りを捧げる」と述べた。

バイデン氏は多くの命が失われたことについて哀悼の意を表すると述べたほか、親が赤ちゃんをがれきの中から引っ張り出す恐ろしい画像や増え続ける死者数にも言及した。

バイデン氏によれば、トルコのエルドアン大統領と会談を行い、「完全な支援」の提供や救助隊の派遣を伝えた。

シリアについては、米国が引き続き、捜索・救助活動のための機材や支援で、人道支援のパートナーに協力するという。バイデン氏は、実効支配しているのが誰であろうと、米国がシリア全土での主要な支援の提供国だと述べた。

バイデン氏は「これは人命救助に関することだ」とし、今回の困難な時期にトルコとシリアの人々を揺るぐことなく支援すると語った。

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