トランプ氏への法廷侮辱罪適用、米判事が司法省の要請認めず

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米連邦地裁判事がトランプ氏を法廷侮辱罪に問うよう求めた司法省の要請を退けた/Jonathan Ernst/Reuters/File

米連邦地裁判事がトランプ氏を法廷侮辱罪に問うよう求めた司法省の要請を退けた/Jonathan Ernst/Reuters/File

ワシントン(CNN) 米連邦地裁の判事は9日の非公開審理で、トランプ前大統領を法廷侮辱罪に問うよう求めた司法省の要請を認めない判断を示した。事情に詳しい情報筋がCNNに明らかにした。

司法省はトランプ氏が機密指定マークの入った文書の提出を命じる召喚状に従わなかったとして、法廷侮辱罪の適用を求めていた。

複数の情報筋がCNNに明かしたところによると、連邦地裁のベリル・ハウエル判事はトランプ氏のチームと司法省に、互いに同意できる解決策を模索するよう求めたという。

米首都ワシントンの連邦地裁で行われた非公開審理は、開始から約90分後に終了した。

CNNは米東部時間午後3時半前、司法省防諜(ぼうちょう)部門の責任者ジェイ・ブラット氏を含む検察官とトランプ氏の弁護チームが法廷を出る様子を目撃した。 

複数の情報筋によると、判事は検察に対し、トランプ氏の弁護チームが司法省の懸念を和らげるために取った措置を踏まえると、どうすればトランプ氏側を法廷侮辱罪に問うことができるのかと疑問を呈した。司法省はトランプ氏の元にまだ資料が残っている可能性を懸念している。

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