米、ロシア軍の行為は「戦争犯罪」 公式に宣言

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米国のブリンケン国務長官/BRENDAN SMIALOWSKI/AFP/POOL/Getty Images

米国のブリンケン国務長官/BRENDAN SMIALOWSKI/AFP/POOL/Getty Images

(CNN) 米政府は23日、ロシア軍がウクライナで戦争犯罪を犯したと公式に宣言した。ブリンケン国務長官が声明で発表した。

ブリンケン氏は「我々の評価は公表された、また情報機関のソースからの入手可能な情報の精査に基づいている」と述べた。

これまでブリンケン氏やバイデン大統領、シャーマン国務副長官は個人的意見として戦争犯罪が発生したとの見解を示していた。

米政府はこの数週間、ウクライナの市民に対する攻撃を戦争犯罪と公式に表明しておらず、今回の正式な非難は大きな一歩となる。ただ、戦争犯罪に加担した疑いのある者やプーチン大統領個人に責任を負わせられるかは不明。

バイデン氏は先週、プーチン氏は「戦争犯罪人だと考える」と発言していた。

ブリンケン氏は23日、「最終的には、この犯罪に管轄権のある裁判所が個別の事件で刑事犯罪を決定する責務を担う。米政府は戦争犯罪の報告の追跡を続け、必要に応じて同盟国やパートナー、国際機関や組織に情報を共有する」と述べた。

ブリンケン氏は集合住宅や学校、病院の破壊を含む、無差別攻撃や故意に市民を狙った攻撃に関する「信頼できる報告」があると言及した。国務省は特にウクライナ南部マリウポリの産科病院と劇場への攻撃に触れ、劇場には「子どもたち」というロシア語の言葉が空から見える状態で記されていたと指摘した。

米国のバンシャーク国際刑事司法担当特使は、米国がどの件について戦争犯罪と評価したのかについて詳細には踏み込めないとしたうえで、米国が「ロシア軍の関与を広範囲に見ている」と述べた。

同氏はプーチン氏が軍の行為に関して責任を負うかとの質問に「指揮系統を上へとあがることが可能な国際法や国内法の理論がある」と答え、報告の追跡を続け情報共有を行うと語った。また、将来の説明責任のために証拠を収集し保存しておくことが不可欠だとの認識も示した。

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