横断途中で跳ね橋が開く、歩行者の女性が転落死 米フロリダ州

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死亡事故が発生したウェストパームビーチとパームビーチを結ぶ跳ね橋/Meghan McCarthy/The Palm Beach Post/AP

死亡事故が発生したウェストパームビーチとパームビーチを結ぶ跳ね橋/Meghan McCarthy/The Palm Beach Post/AP

(CNN) 米フロリダ州ウェストパームビーチの跳ね橋で、自転車を押して渡ろうとしていた女性が、途中で開き始めた橋から転落して死亡した。

ウェストパームビーチ警察によると、女性は現地時間の6日午後1時すぎ、ウェストパームビーチとパームビーチを結ぶ跳ね橋の歩道上を、自転車を押して歩いていた。

女性が高架部分の終わりまで約3メートルの地点に差しかかったところで、橋が開き始めたという。

橋の固定部分にいた男性は女性を助けようとしたが、手が届かなかった。手すりにしがみついていた女性は、つかまりきれなくなって、コンクリートの地面の上に落下した。

7日午後の時点で警察はまだ、女性の身元を特定できていない。身分証は持っていなかった。警察は、ウェストパームビーチの住民と思われるとしている。

捜査当局は、歩行者がいるのに跳ね橋が開いた経緯や、安全手順違反がなかったかどうかについて調べている。

「橋が上がる時には車や人がいないことを徹底させるため、警報信号があり、管理者が守るべき何段階もの安全手順が定められている」「捜査の一環として、その手順が守られていたのか、女性は信号が消えてから横断していたのかを判断する」。警察の広報はCNN提携局WPBFにそう説明した。

橋は6日、警察が現場検証を行う間、6時間近くにわたって通行止めになった。ほかに負傷者は報告されていない。

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