大統領選左右した3州、トランプ氏の言動「恥ずかしい」が6割

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トランプ氏の言動を「恥ずかしい」とする見方が3州の有権者で過半数を占めた

トランプ氏の言動を「恥ずかしい」とする見方が3州の有権者で過半数を占めた

ワシントン(CNN) 米大統領選でトランプ氏が激戦を制した3州で現在、有権者の3分の1近くが同氏の言動を「恥ずかしい」と感じていることが、最新の世論調査で分かった。

調査は米NBCニュースとマリスト大学世論研究所が今月13~17日にミシガン、ペンシルベニア、ウィスコンシンの3州でそれぞれ800人前後を対象に実施した。この3州はもともと民主党地盤とされていたが、昨年秋の大統領選ではいずれも共和党のトランプ氏が制し、同氏に勝利をもたらす鍵となった。

しかし20日に発表された調査結果によると、大統領就任後のトランプ氏の振る舞いについて恥ずかしいと答えた人はミシガンとウィスコンシンで各64%、ペンシルベニアで63%に上り、立派だと評価する回答は3州とも約4分の1にとどまった。

ミシガン州ではトランプ氏の仕事ぶりを支持する人が36%、支持しないと答えた人が55%。ペンシルベニアでは35%対54%、ウィスコンシンでも34%対56%と、いずれも不支持の回答が半数を超えた。

同氏がこれまでに下してきた決断の結果、経済が強化されたかという質問では、「強くなった」と「弱体化した」の回答がミシガンで42%対39%、ペンシルベニアでは45%対38%、ウィスコンシンではいずれも41%だった。

一方でオバマ前大統領への評価は、「好感」を持つ人が60%台前半に達し、持てない人は30%台前半から半ばにとどまっている。

来年の中間選挙で民主党が過半数を奪還してほしいとの回答は46~48%を占め、共和党の過半数維持を望むと答えた35~38%を大幅に上回った。

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