米空母で事故、8人負傷 着艦の航空機捕捉装置が壊れる

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昨年8月、アイゼンハワーの甲板上で洗浄システムのテストを行う乗組員ら=U.S. NAVY

昨年8月、アイゼンハワーの甲板上で洗浄システムのテストを行う乗組員ら=U.S. NAVY

ワシントン(CNN) 米海軍は24日までに、米バージニア州ノーフォーク近くの沖合で空母アイゼンハワーが艦載機着艦の通常訓練を実施中、着艦の航空機を甲板上で捕捉(ほそく)する装置が壊れる不具合が起き、乗組員8人が負傷したと報告した。

任務遂行中だった負傷者の症状は安定しており、命に別条はないとしている。

海軍の声明によると、事故は早期警戒機E2Cが着艦訓練をしていた今月18日に発生。事故の経緯は不明だが、同機は飛行を続け、ノーフォーク海軍基地に無事に戻ったという。海軍が事故原因を調べている。

初期段階の情報では、同機に損傷はなく、乗員に負傷者もいなかった。

複数の米海軍当局者はCNNの取材に、事故を受け、同空母が主導する全乗組員の家族への連絡を最優先するため全乗組員による陸地との電子メールや通信を一時的に遮断したことを明らかにした。

アイゼンハワーは次回の任務出動に備え、空母としての運用試験を繰り返していたという。

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