トランプ氏、「炎と怒り」で北朝鮮に警告 核開発の分析受け

2017.08.09 Wed posted at 12:11 JST

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ワシントン(CNN) トランプ米大統領は8日、核ミサイルの開発を進める北朝鮮に対し、これ以上米国を威嚇すれば「炎と怒り」に直面することになるとの厳しい表現で警告した。これに先立ち米情報当局は、北朝鮮がミサイルに搭載できる小型核弾頭の製造に成功したと分析していた。

トランプ大統領は休暇を過ごしているニュージャージー州のゴルフ場で記者団に対し、「北朝鮮は米国にこれ以上脅しをかけないほうがいい。世界がこれまで見たこともないような、炎と怒りを浴びることになるだろう」と明言。北朝鮮の金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長について「極めて威嚇的で常軌を逸している」と語った。

ホワイトハウスのコンウェイ大統領顧問はトランプ氏の警告について質問を受け、「力強く明白な」発言だと述べた。

だがこうした強硬発言は、「米国が朝鮮半島への侵略を企てている」として市民の危機感をあおってきた北朝鮮側の主張に、かえって説得力を与えてしまう恐れもある。

米国を拠点とする非政府組織(NGO)、プラウシェアーズ財団のジョー・シリンシオーネ氏は7日、CNNとのインタビューで、米朝の双方とも「経験不足で衝動的」な指導者が軍の指揮権を握っていると指摘。どちらかが見込み違いを犯して大規模な軍事衝突につながる危険性に言及した。

米国のマティス国防長官はこれまで一貫して、外交解決が望ましいとの立場を示してきた。だがサリバン国務副長官は8日の会見で、北朝鮮側が核ミサイルの開発を停止することが交渉の前提条件だと強調。「北朝鮮が条件を受け入れなければ米国は対話に応じられない」との姿勢を改めて示した。

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