バイルス選手、復帰後初の国際大会で金メダル4個

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平均台の演技で笑顔を見せるシモーン・バイルス選手/Lionel Bonaventure/AFP/Getty Images

平均台の演技で笑顔を見せるシモーン・バイルス選手/Lionel Bonaventure/AFP/Getty Images

(CNN) 東京五輪から約2年間、体操競技から遠ざかっていた元米国代表のシモーン・バイルス選手(26)が、復帰後初の国際大会となった世界選手権で金メダル4個と銀メダル1個を獲得した。

ベルギーで開催された世界選手権は最終日の8日、男女の種目別決勝が行われ、バイルス選手は女子の平均台とゆかで優勝した。

平均台の得点は14.800で、2位の周雅琴選手(中国)を0.1ポイントと小差ながら上回った。

ゆかではラインオーバーで減点されたものの、難度の高い技で2位のレベッカ・アンドラーデ選手(ブラジル)を引き離した。

4日の団体、6日の個人総合と合わせて今大会4個目、大会通算では23個目の金メダルを手にした。世界選手権での個人総合優勝は6度目と、体操の男女で史上最多を記録した。

五輪と世界選手権を合わせた金メダル獲得数も、史上最多の37個になった。

7日の跳馬は最高難度の大技「バイルス2」で着地に失敗して銀メダル、苦手の段違い平行棒は5位に終わっていた。

バイルス選手は東京五輪の体操女子で金メダルを期待されながら途中棄権し、競技中に空中で方向感覚を失う「ツイスティーズ」に陥るためだと告白。その後休養していたが、今大会で女王の名に恥じない復帰を果たした。

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