嫉妬とうそと陰口――「ハリー&メーガン」後編公開、英王室を辛辣批判

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「ハリー&メーガン」後編公開、英王室を辛辣批判

ロンドン(CNN) 英王室を離脱したヘンリー王子とメーガン妃が真相を語るドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」の後編が、ネットフリックスで公開された。

番組は2018年、ウィンザー城で2人が結婚式を挙げた当時にさかのぼる。2人が回想するのは懐かしい記憶。当時のチャールズ皇太子は挙式を前に音楽のアレンジを手伝い、当日はメーガン妃をエスコートしてバージンロードを歩いた。メーガン妃はチャールズ皇太子を「とてもチャーミング」と形容している。

ドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」の後編が公開
/From Netflix
ドキュメンタリー番組「ハリー&メーガン」の後編が公開 /From Netflix

ヘンリー王子のケーキカット、感極まる乾杯、エルトン・ジョンのセレナーデに耳を傾ける招待客――そんな未公開映像が盛り込まれた至福の場面は間もなく暗転する。ヘンリー王子とメーガン妃は、自分たちの人気上昇を家族がねたむようになったと非難。自分たちに関する中傷記事は、ほかの王室メンバーに関する否定的な報道から目をそらす目的で仕込まれたものだったと訴えた。

ヘンリー王子が描き出す王室は、職員が不審や疑念に駆られて2人の境遇にも同情を示さない、冷たく閉ざされた環境だった。

「結婚して入って来る人が、『脇役』のはずなのにスポットライトを浴びたり、そのために生まれてきた人よりもうまくやったりすれば、人々は気分を害する。それがバランスを変化させた」(ヘンリー王子)

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