米女子バレー元五輪メダリストのキム・グラス、LAでの襲撃を語る

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米女子バレー元五輪メダリスト、LAでの襲撃を語る

(CNN) バレーボールの元女子米国代表、キム・グラス選手が米ロサンゼルス市内のレストラン前で襲われ、目の周りを骨折するけがを負った。本人がこのほど、SNSに投稿した動画で事件を振り返った。

グラス選手は2008年北京五輪に米国代表チームの一員として出場。チームは銀メダルを獲得した。現在はフィットネス・モデル、トレーナーとして活躍している。

ロサンゼルス中心街で8日午後、友人との昼食後に店の前で別れようとした時、「大きな金属製のボルト」か「パイプ」のような物を投げ付けられたという。

本人の動画によると、「ホームレスの男」が手に何かを持ち、道路上の離れた場所から同選手をにらみつけていた。友人に「不審な男がいる」と話しかけた瞬間、目の近くに物体が当たった。

友人たちや通行人が現場で男を取り押さえ、警察の到着を待った。

ロサンゼルス市警(LAPD)によると、午後2時半ごろに通報を受けて警官らが出動し、男を拘束した。警察は男がホームレスかどうかを明言していない。

グラス選手は近くの病院へ運ばれた。目の近くに複数の骨折があるものの、視力に影響はないという。

動画は、けがの前から付けまつげがずっと取れていないのは素晴らしいと、明るい口調で締めくくられている。

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