サッカー独代表、「人種差別発言」で親善試合打ち切り

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ドイツ代表のDFトルナリガ選手。同選手に対して人種差別的な発言があったとして試合を打ち切る出来事があった/Matthias Kern/Getty Images

ドイツ代表のDFトルナリガ選手。同選手に対して人種差別的な発言があったとして試合を打ち切る出来事があった/Matthias Kern/Getty Images

(CNN) 東京五輪サッカーのドイツ代表チームが17日、ホンジュラス代表との親善試合を途中で打ち切った。ドイツサッカー連盟(DFB)は、同チームの黒人選手が人種差別的な暴言を浴びせられたとツイートした。

DFBはツイートで、DFジョーダン・トルナリガ選手に対して差別発言があり、試合は終了5分前に1対1のまま打ち切られたと発表した。

これに対してホンジュラスのサッカー連盟はツイッターを通し、侮辱行為があったとされるのはピッチ上での誤解だと主張した。

親善試合は和歌山県で開催された。独代表チームはこれを最後に、22日の本番初戦を迎える。30分3本のうち、3本目の終盤でシュテファン・クンツ監督とチーム全員が引き揚げた。クンツ氏は「選手が人種差別を受けた場合、試合を続けるという選択肢はない」と述べた。

トルナリガ選手は独1部リーグ、ブンデスリーガのヘルタ・ベルリン所属。昨年2月のドイツ杯の試合で、対戦したFCシャルケの一部のファンから同選手に対する人種差別的行為があり、シャルケは罰金処分を受けた。

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