シリア政府軍、ISISからパルミラを再び奪還

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ISISからシリアの歴史的遺産を救う

(CNN) シリア政府軍は2日、中部パルミラとその周辺地域を過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」から再び奪還した。シリア国営シリア・アラブ通信(SANA)が政府軍司令部の話として伝えた。

SANAによれば、シリア空軍とロシア空軍の支援を受けた政府軍の地上部隊は、ISIS部隊に大きな被害を与えたという。

内戦が始まって以降、政府軍とISISは戦略的要衝であるパルミラを奪い合ってきた。昨年12月のISISによる一斉攻撃の後は、パルミラはISISの支配下にあった。

ロシアの国営タス通信は、シリア政府軍がロシア空軍の支援を受けて作戦を完了したとするロシア政府のペスコフ報道官の発言を伝えた。

在英の「シリア人権監視団」(SOHR)も政府軍によるパルミラの奪還を確認した。

SOHRの創立者ラミ・アブドゥルラフマン氏によれば、パルミラは「1日にISISと政府軍の激しい衝突が起きた」あとに奪還されたという。

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