ロシアの旅客機墜落、乗員乗客62人死亡か テロ否定

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ロシア南部のロストフナドヌー空港付近で旅客機が墜落

ロシア南部のロストフナドヌー空港付近で旅客機が墜落

(CNN) ロシアの南部地域緊急センターは19日、同国南部ロストフ州のロストフナドヌー空港に着陸態勢に入っていたボーイング737型機が墜落したと述べた。プチコフ非常事態相によると、同機には乗客55人、乗員7人が搭乗していた。国営タス通信は当局者の話として、搭乗者全員が死亡したと伝えた。

国営スプートニク通信によると、搭乗者の大半は地元住民だが、外国人3人も含まれていたという。

同機はアラブ首長国連邦(UAE)の格安航空会社「フライドバイ」の981便で、ドバイを出発しロストフナドヌーに向かっていた。

非常事態相によると、同機は現地時間同日午前3時50分ごろ、2回目の着陸を試みていた最中に墜落。当初は同日午前1時20分に着陸する予定だった。

非常事態省は、墜落はテロによるものではないと断定し、天候不順が原因との見方を示した。同機は墜落前、空港上空を旋回し、再着陸に向けて天候が回復するのを待っていたという。国営メディアによると、墜落時に現地では風速約27メートルを記録していた。

空港は閉鎖され、80人の救助隊が展開した。

フライドバイは犠牲者への哀悼の意を示すとともに、当局と緊密に連携して対応すると述べた。

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