チリ北部で大洪水 25人死亡、3万人が被災

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(CNN) 南米チリ北部のアタカマ州などが3月下旬から4月上旬にかけて大規模な洪水に見舞われ、災害対策当局によると、これまでに少なくとも25人が死亡した。まだ125人が行方不明になっており、犠牲者はさらに増える恐れもある。

被災者は3万人を超え、約3000人が避難所で生活している。週末にかけてバチェレ大統領は、最も大きな被害が出たアタカマ州を視察した。被害はタラパカ、アントファガスタ、コキンボの各州にも及んでいる。

泥水は膝ほどの高さに達し、マスクを着けて自宅などから水をかき出す住民の姿も見られた。

当局は感染症の発生を抑えるため、被災地に破傷風や狂犬病、A型肝炎、インフルエンザのワクチンを届けている。

水道や電気の復旧作業も行っているが、復旧までにはまだ時間がかかる見通しだ。

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