ウクライナ原発で電気系統の故障、電力供給に支障

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エネルギー相によれば、放射性物質による危険はないという

エネルギー相によれば、放射性物質による危険はないという

(CNN) ウクライナ南東部のザポロジェ原発で電気系統の故障が発生し、一部地域への電力供給が滞っている。同国のエネルギー相が3日に明らかにした。放射性物質による危険はないとしている。

エネルギー相によると、11月28日に同原発3号機の出力系統で回路のショートが発生した。現時点で原因は分かっていない。ウクライナではこのところの寒さで電力需要が増大していた。

5日までには緊急修理を終える見通しで、エネルギー相は「原子炉に危険はない。技術問題は解決されつつある」と強調している。

エネルギー省では電力不足について苦情が寄せられたため、2日になって事態を公表することにしたという。

ザポロジェ原発はウクライナが旧ソ連の一部だった1984年から稼働している欧州最大の原発で、3号機は86年に運転を開始した。同年に事故を起こしたチェルノブイリ原発からは、約520キロ離れている。

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