米国防長官、膀胱の症状で入院 副長官に職務引き継ぎ

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オースティン国防長官、再び入院

(CNN) 米国防総省は11日、オースティン国防長官が同日午後、膀胱(ぼうこう)に問題が生じたとみられる症状で入院したと発表した。

国防総省報道官の声明によると、同氏の警護チームが午後2時20分ごろ、ワシントン郊外のウォルター・リード軍医療センターに搬送した。

搬送から3時間のうちに声明が出され、ホワイトハウスと議会、ヒックス国防副長官、米軍のブラウン統合参謀本部議長にも通知された。

同報道官は、病状の最新情報をできるだけ早く公表する方針を示した。

オースティン氏が担う職務は午後5時前にヒックス氏に引き継がれた。病院には、職務遂行に必要な機密、非機密の通信システムを持って移動したという。

オースティン氏は昨年12月初めに前立腺がんと診断され、同22日に全身麻酔の手術を受けて一晩入院。先月1日には術後の合併症で再入院した。

同氏が当時、政権内部のバイデン大統領らにもメディアにもすぐに報告していなかったことが、議会で問題になっている。

同氏は2週間後に退院し、さらに2週間は自宅で職務にあたった。今月1日に退院後初の記者会見で、がんの診断をバイデン氏や同僚、国民に早く伝えるべきだったと述べて謝罪した。

国防長官府は先週、職務移行に関する通知手続きの見直しを完了した。国防総省報道官は8日の記者会見で、オースティン氏が結果報告を受け取り、精査中だと話していた。

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