米加州の山火事、収束は9月か 放火関連で逮捕者も

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米加州の大規模山火事について、鎮火が完了するのは9月1日になるとの見方が出ている/Noah Berger/AP

米加州の大規模山火事について、鎮火が完了するのは9月1日になるとの見方が出ている/Noah Berger/AP

(CNN) 米カリフォルニア州で州史上最大の規模に拡大した山火事について、州の消防当局は9日までに、鎮火が完了するのは9月1日になる可能性があるとの見解を示した。これまでの焼失面積はロサンゼルスとほぼ同等に達している。

州北部メンドシーノ郡で発生した2つの火災は、8日夕の時点で約1222平方キロを焼失させた。鎮火率は47%。

同郡で火災が発生したのは先月27日。その後各地の火災によって合わせて119棟の家屋が焼け落ちた。

州消防当局が対応した山火事の規模としては、南部のベンチュラ、サンタバーバラ両郡で昨年発生した火災の約1140平方キロがこれまでの最大記録だった。この時は完全に鎮火するまで半年以上を要した。

一方、南部で発生し住民約2万人に避難命令が出る事態となった火災について、51歳の男1人が放火などの疑いで逮捕された。火災の現場となったクリーブランド国立森林公園がツイッターで明らかにした。

当該の火災は6日に発生し、当局によるとこれまでの焼失面積は約25平方キロ。鎮火率は5%にとどまっている。

オレンジ郡の地区検察局によれば、容疑が確定し有罪となった場合、最高で終身刑が言い渡される可能性があるという。

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