ウィンドウズ8.1の更新版、8日に提供開始 より使いやすく

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米マイクロソフトのサトヤ・ナデラCEO=同社提供

米マイクロソフトのサトヤ・ナデラCEO=同社提供

ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフトはマウスとキーボードでの使い勝手を向上させたパソコン向けOS「ウィンドウズ8.1」の更新版を、米国時間の8日からユーザー向けに無料で提供開始する。米サンフランシスコで開いた開発者会議で発表した。

2年前に発売されたウィンドウズ8は、昔ながらのデスクトップモードと、スタート画面にタイルが並ぶ「モダン」インターフェースで構成される。しかしマウスとキーボードを使うユーザーや、ウィンドウズ8の新規ユーザーにとっては使いにくく、それが一因となって売れ行きは振るわなかった。

更新版ではパソコンに搭載されたウィンドウズは自動的にデスクトップモードで起動する一方、タブレット端末に搭載されたウィンドウズでは、引き続きタイルが並ぶスタート画面が表示される。

モダンアプリをマウスとキーボードで起動すると、デスクトップ方式のタイトルバーが表示され、画面上部のボタンで最小化したり終了したりできるようになった。

タスクバーはスタート画面を含めてOSのどこからでもアクセス可能になる。デスクトップモードで開いたモダンアプリは依然として全画面表示されるが、閉じたり最小化したりすれば、元のデスクトップ画面に戻る。モダンアプリをタスクバーに格納することも可能になった。

検索ボタンや電源ボタンもスタート画面からアクセスしやすくなり、画面右側に隠れている「チャーム」の仕組みを知らなくても操作できるようになった。

待望の「スタートメニューボタン」の復活は今回は実現しなかったが、マイクロソフトは、今後のアップデートで昔のようなスタートメニュー機能を復活させると表明している。

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