米マイクロソフト、音声機能「コルタナ」公開 情報の連携も

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ワシントン州レドモンドにあるマイクロソフトのオフィスビル=同社提供

ワシントン州レドモンドにあるマイクロソフトのオフィスビル=同社提供

ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフトは2日、サンフランシスコで開いた開発者会議で、モバイル版のウィンドウズに新しく搭載した音声機能「コルタナ」を披露した。

コルタナは、同日発表されたモバイルOS(基本ソフト)の更新版「Windows Phone(ウィンドウズフォン)8.1」に搭載された。ユーザーを助ける「パーソナルデジタルアシスタント」という位置付けで、インターネット検索や予定の調整、メール送信などの各種操作に利用できる。

さらに、アプリから情報を取り出して、自分がいる場所の天気予報やスポーツ試合結果、フライト情報、荷物配送状況といった情報を表示させることも可能。

また、ユーザーの起床時間や勤務時間、頻繁に検索する内容といった習慣を把握して、次の行動を予測する機能も搭載している。

同様の機能はアップルの「Siri(シリ)」やグーグルの「グーグル・ナウ」でも提供しているが、コルタナ独自の機能として、マイクロソフトの検索サービス「ビング」で検索した内容をほかのアプリに受け渡すことができるようにした。

開発者会議ではマイクロソフト幹部が、コルタナを使ってバナナのカロリー数を検索すると、自分が食べたバナナの情報をビングの健康管理用アプリに追加するオプションが表示される様子を紹介した。

ウィンドウズフォン8.1にはこのほかにも、メールや電話、ソーシャルネットワークの更新情報などの通知がまとめて表示される「アクションセンター」などの新機能が加わった。

ロック画面やホーム画面も新しくなり、無線LANを使っていない場合の省電力モードといった機能強化も盛り込んでいる。

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