米アップル、ブラジルで「iPhone」の商標権認められず

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

香港(CNN) ブラジルの知財管理当局は14日、スマートフォン(多機能携帯電話)「iPhone(アイフォーン)」の商標を巡り、地元メーカーに同商標の独占使用権を認める判断を示した。米アップルの独占使用権を認めなかった。

ブラジルの国立工業所有権院(INPI)は、2000年に同商標の登録を行ったブラジルのグラジエンチ・エレクトロニカ社が、18年まで独占使用権を有すると判示した。今後アップルがiPhoneの商標を使い続けた場合、グラジエンチに訴えられる可能性がある。

アップル側は不服申し立てを準備しているという。

現在、ブラジルではアップルの「iPhone」と、基本ソフト(OS)「アンドロイド」を搭載するグラジエンチの「iphone」の両方が販売されている。グラジエンチがiphoneを発売したのは昨年12月。発売が遅れた理由について同社は、08年から続いていた企業再編の影響だとしている。

「Tech」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]