ビートルズの「最後の曲」完成、2日発売 AIでレノンの声復活

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1964年当時のビートルズのメンバーを撮影した写真/Michael Ochs Archives/Getty Images

1964年当時のビートルズのメンバーを撮影した写真/Michael Ochs Archives/Getty Images

(CNN) 「ビートルズ」のポール・マッカートニーさんとリンゴ・スターさんはこのほど、同じくメンバーだった故ジョン・レノンが1970年代後半に米ニューヨーク市の自宅で作詞作曲し、録音していた曲を完成させ、世界各地で今月2日に発売するなどと発表した。

曲名は「ナウ・アンド・ゼン」。故ジョージ・ハリソンを加え残っていたメンバーの3人が90年代半ばに完成させる作業に取り組み、マッカートニーさんとスターさんが今年、最終的に仕上げたという。レノンの最初の着想から40年余が過ぎた後に誕生した労作となった。

ハリソンは2001年に死去していた。

マッカートニーさんは声明で、レノンの透き通った声を耳にし、「感情が高ぶった。我々全員が参加した。れっきとしたビートルズのレコーディング」だと誇示した。

スターさんは声明で、レノンの声を耳にし、「そこにいるかのような感じだった。新鮮だった」と振り返った。

マッカートニーさんが「ビートルズの最後の曲」とも称した同曲では、人工知能(AI)技術を生かしてレノンの声を復活させたという。ハリソンが90年代に録音したギターの音も挿入されている。

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