今年の単語は「AI」 コリンズ英語辞典

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通信見本市「モバイル・ワールド・コングレス」で「AI」の文字を眺める来場者=2023年、スペイン・バルセロナ/Josep Lago/AFP/Getty Images

通信見本市「モバイル・ワールド・コングレス」で「AI」の文字を眺める来場者=2023年、スペイン・バルセロナ/Josep Lago/AFP/Getty Images

ロンドン(CNN) 辞書出版大手の英コリンズは、「ワード・オブ・ザ・イヤー(今年の単語)」に「AI」を選出した。「人工知能(artificial intelligence)の略語:コンピューターのプログラムによる人間の精神機能のモデリング」と定義している。

「次なる大規模な技術革新と目されるAIは、2023年に急速な発展を遂げ、多くの人の話題に上った」と、コリンズは選出を発表する声明で述べた。

人間の言葉を模倣するAIの能力は当初人々を魅了したが、コリンズによると一定の不安の源にもなったという。

1日には英国のスナク首相の主催により同国ロンドン近郊のブレッチリー・パークで「AI安全サミット」が始まった。同地には第2次世界大戦中、連合軍の暗号解読プログラムの拠点が設置されていた。

コリンズの選考で絞り込まれた単語の候補には「デ・インフルエンシング」「ネポベイビー」などが含まれる。

前者はソーシャルメディアのインフルエンサーが自身の人気を利用して「フォロワーに対し特定の商品や生活様式の選択を避けるよう警告する」ことを指す。後者は「親が著名人のために出世していると見なされている人々」を意味する単語。

昨年は「長期にわたる不安定な状況」とされる「パーマクライシス」、一昨年は「NFT(非代替性トークン)」がそれぞれ選ばれた。NFTとは「芸術作品や収集品などの資産の所有権を記録するために使用される、ブロックチェーンに登録された、世界でたったひとつのデジタル証明書」だという。

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