英チャールズ国王、COP28に出席 開幕演説も

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英国のチャールズ国王が国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)に出席する/Jeff J Mitchell/Getty Images/File

英国のチャールズ国王が国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)に出席する/Jeff J Mitchell/Getty Images/File

ロンドン(CNN) 英王室は1日、チャールズ国王(74)がアラブ首長国連邦(UAE)ドバイで開催される国連気候変動枠組み条約締約国会議(COP28)に出席し、開幕演説を行うと明らかにした。

2022年、トラス英政権(当時)は、チャールズ国王に対し、エジプトで開催のCOP27に参加しないよう求めていた。CNNは当時、政府と協議した結果、気候変動に関する会議が国王としての最初の外国訪問の場としてはふさわしくないとの見解で一致したと伝えていた。

COP28への参加を確認した各国首脳は少ない。米国のバイデン大統領がCOP28に出席するかどうかは不明。

チャールズ国王は開幕演説を行うほか、地域の首脳らとも会談を行う。チャールズ国王のドバイ訪問は中東の緊張が高まっている時期と重なっており、イスラエルとパレスチナ自治区ガザ地区を実効支配するイスラム組織ハマスとの戦争が周辺国に波及する懸念が出ている。

チャールズ国王は50年以上にわたり、環境問題や気候問題に熱心に取り組んできた。チャールズ国王は21年に英グラスゴーで開催されたCOP26に皇太子として出席し、気候危機の解決策を生み出すために、産業界との協力を各国に促した。

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