米俳優フィリップ・シーモア・ホフマンさん死去 薬物が原因か

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ホフマンさんの出演作をプレーバック

(CNN) 米俳優フィリップ・シーモア・ホフマンさんが2日、ニューヨーク・マンハッタンの自宅アパートで亡くなっているのが見つかった。46歳だった。警察は薬物の過剰摂取が原因との見方を示している。

警察によると、自宅アパートのバスルームで倒れているのを友人らに発見され、その場で死亡が確認された。左腕には針が刺さっていて、室内からヘロインとみられる薬物が入った袋2つと、ヘロインの包装に使われることが多いグラシン紙の空の袋8つが見つかった。

捜査筋によれば、当局はヘロインの入手先などを詳しく調べている。当局による検視は3日に行われる。

ホフマンさんは映画、舞台俳優として活躍し、2005年の映画「カポーティ」でアカデミー賞主演男優賞を獲得した。私生活については多くを語らなかったが、長年のパートナーでデザイナーのミニ・オドネルさんとの間に3人の子どもがいる。

近所の住民は、ホフマンさんが自転車に乗ったり、子どもたちを学校へ送って行ったりする姿をよく見かけたと話している。

2011年にテレビの報道番組で、過去に薬物やアルコールの依存症に苦しんだことを告白。さらに昨年、芸能誌とのインタビューで、依存症が再発して治療を受けたことを明らかにしていた。

訃報を受け、俳優仲間のトム・ハンクスさんは「非常に才能のある人だった」と哀悼の意を表した。ジム・キャリーさんはツイートで、ホフマンさんの「美しい魂」をたたえた。

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