NBA選手が同性愛告白、米4大スポーツ初 大統領も支持

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コリンズ選手がスポーツイラストレーテッド誌で同性愛者であることを公表=同誌提供

コリンズ選手がスポーツイラストレーテッド誌で同性愛者であることを公表=同誌提供

(CNN) 米プロバスケットボール協会(NBA)のジェイソン・コリンズ選手(34)は30日までに、雑誌に寄稿したコラムで自分は同性愛者だと告白した。米4大プロスポーツの男子選手が積極的に同性愛者であることを公表したのは初めて。

コリンズ選手は今シーズン、ボストン・セルティックスとワシントン・ウィザーズでプレーし、現在はフリーエージェント。スポーツイラストレーテッド誌の電子版に29日に掲載されたコラムで、「ゲイであることを初めて公表した米4大スポーツの現役選手になるつもりはなかった。しかしそれが私なので、会話を切り出せることをうれしく思う。教室で手を挙げて『私は違います』と発言する子どもになりたいと思ったわけではない。でも誰もそれをしなかったので、私が手を挙げることにした」と告白した。

さらに、ボストン・マラソンの爆破テロで3人が犠牲になった事件をきっかけに、もっと正直に生きようと思ったとも記している。

コリンズ選手は短文投稿サイトのツイッターでもこの話題に触れ、自分を支持する声が多数寄せられたことに感謝するとコメント、「私は旅人が少ない道を選んだけれど、1人で歩いているわけではない」と書き込んだ。

米国ではNBAとプロフットボールリーグ(NFL)、アイスホッケーリーグ(NHL)、大リーグ(MLB)の4大プロスポーツで、同性愛の選手を支持する機運が高まっていた。

ホワイトハウスによれば、オバマ大統領もコリンズ選手に電話して支持を表明し、「その勇気に感銘を受けた」と伝えたという。

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