宇宙に1年間滞在、ケリー飛行士が帰還へ

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ISSでの長期滞在がケリー氏の体に与えた影響などが検査される

ISSでの長期滞在がケリー氏の体に与えた影響などが検査される

24日にはCNNの番組でも滞在を振り返り、「生まれてからずっとここに住んでいるような気がする」と名残惜しさを口にしていた。

NASAは火星への有人飛行の実現に向け、宇宙での長期滞在が人間の心身に及ぼす影響を調べている。地球上にいるケリー飛行士の双子の兄弟、マーク・ケリー氏のデータと比較して、身長の変化なども調べることになっている。

ケリー飛行士は、ISSで1年をともにしたロシアのミハイル・コルニエンコ飛行士らと同国の宇宙船ソユーズに乗り、カザフスタンの砂漠に現地時間の3月2日午前10時半(日本時間午後1時半)ごろ着陸する予定。

翌日には空路米ヒューストンへ移動し、身体検査などを一通り受ける。それらを全て済ませた後で、プールへ飛び込む瞬間を心待ちにしているという。

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