子どものいない方が夫婦は幸せ? 米英で調査

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子どもの有無で「幸福度」は変わる?

(CNN) 子どものいる夫婦といない夫婦では、どちらの方が幸福度が高いのか――。米プリンストン大学とストーニーブルック大学の研究チームがこのほど、そんな調査結果を米科学アカデミー紀要に発表した。

結論から言うと、収入や教育、健康状態といった要因を除けば、子どもがいるかいないかで人生の満足度に「ほとんど差はない」という結果が出たという。

研究チームは調査機関のギャラップが米国人180万人を対象に2008~12年に実施した調査の結果を調べた。この中には子どもをもつ34~46歳の男女も含まれる。

その結果、唯一違いがあったのは、子どもをもつ夫婦の方が大きな浮き沈みを経験しがちなことだった。ストーニーブルック大学のアーサー・ストーン教授は「(子どものいる夫婦は)人生の喜びが多い一方で、ストレスや負の感情も多い」と解説する。

これに対して、英オープン大学が英米で5000人を対象に実施した調査では、子どものいない夫婦の方が、子どものいる夫婦に比べて、夫婦関係に対する満足度が高く、関係を保つことに努めていることが分かったとしている。

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