ガザ戦闘開始から200日、死者は3万4183人に

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イスラエルの空爆で親族を亡くした遺族が嘆く様子/Abed Rahim Khatib/Anadolu/Getty Images

イスラエルの空爆で親族を亡くした遺族が嘆く様子/Abed Rahim Khatib/Anadolu/Getty Images

(CNN) パレスチナ自治区ガザ地区の保健省は23日、イスラエルの軍事作戦で新たに32人が死亡し、昨年10月7日に戦闘が始まってから同日までの200日間で亡くなったパレスチナ人が計3万4183人に達したと発表した。

保健省の発表では民間人と戦闘員が区別されていない。

自治区ヨルダン川西岸地区のラマラにある自治政府の保健省は同日、ガザでの死者のうち72%を子どもと女性、高齢者が占めていると指摘。また西岸ではこの200日間に、18歳未満の122人を含む487人が死亡したと発表した。

西岸ではガザでの戦闘開始以降、イスラエル人入植者とイスラエル軍による暴力が急増している。

ガザ当局のメディア対応部門によると、ガザ全域で推定7000人が行方不明になっている。200日間で子ども1万4778人と女性9752人が死亡し、片親または両親を失った子どもは1万7000人に達した。

破壊された家屋は8万6000棟、半壊して居住できなくなった家屋は29万4000棟。学校や大学103校が破壊され、300校あまりの建物が破損した。

ガザには国際メディアが入れないため、CNNは正確な数を独自に確認できていない。

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