ウクライナ大統領、近代的な防空システムが「命を救う」

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イランがイスラエルに対してドローン(無人機)やミサイルを発射したことを受け、対空ミサイルシステムが稼働する様子/Amir Cohen/Reuters

イランがイスラエルに対してドローン(無人機)やミサイルを発射したことを受け、対空ミサイルシステムが稼働する様子/Amir Cohen/Reuters

(CNN) イランがイスラエルに対して実行したドローン(無人機)やミサイルを使った大規模攻撃を受け、ウクライナのゼレンスキー大統領は14日、イランの攻撃によって、近代的な防空システムが人々の命を救うことが証明されたと述べた。

イスラエル軍によれば、イランやイランの代理勢力によってイスラエルに向かって発射された約170機のドローンや120発の弾道ミサイルを含む300発余りの飛翔体(ひしょうたい)の大部分が防空システムや同盟諸国によって迎撃された。

ゼレンスキー氏は「近代的な防空システムは人命を守ることができる。このことは、航空機や防空がイランのミサイルやドローン『シャヘド』を迎撃した中東で実証された」と述べた。

ゼレンスキー氏は先週、米議会がロシアからの侵攻を防ぐのに必要な軍事支援を承認しなければ、ウクライナは戦争に負けると述べていた。

米議会では数カ月にわたり、ウクライナ軍事支援の関連法案がたなざらしになっており、ウクライナは弾薬不足に陥っている。

米上院は2月、ウクライナやイスラエルへの軍事支援を盛り込んだ953億ドル(約14兆7000億円)の法案を可決した。下院のジョンソン議長はこれまでのところ、法案可決のための採決を拒んでいる。

ゼレンスキー氏は、米議会での遅れはロシアの自信を強めるとし、「これ以上、時間を無駄にすることはできない」と語った。

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