ロシア軍の攻撃で7人死亡 ウクライナ北東部ハルキウ

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
ウクライナ北東部ハルキウはロシア軍からの攻撃を頻繁に受けている/Anton Shtuka/AFP/Getty Images

ウクライナ北東部ハルキウはロシア軍からの攻撃を頻繁に受けている/Anton Shtuka/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナ第2の都市、北東部ハルキウの2カ所でロシア軍の攻撃があり、当局者らによると少なくとも計7人が死亡した。

ハルキウ州のシネフボウ知事によると、6日朝までの夜間に連射されたロシア軍のミサイル「S300」で6人が死亡、11人が負傷した。

また、6日午後の攻撃では少なくとも1人が死亡、3人が負傷した。負傷者の中には66歳の男性と12歳の少女が含まれている。市内の教育施設と住宅地のインフラが被害を受けた。

ゼレンスキー大統領は遺族らに弔意を表し、「ハルキウの防空を強化する必要がある」と強調してパートナー諸国の支援を呼び掛けた。

ハルキウはロシア国境に近く、これまでも攻撃による死者が報告されている。ウクライナのイエルマーク大統領府長官は今月、米政治ニュースサイト「ポリティコ」とのインタビューで、ロシアが今春、ハルキウを攻撃の標的とする可能性が高いと述べていた。

ウクライナ軍によると、南部の港湾都市オデーサには6日午後、弾道ミサイル1発が撃ち込まれ、少なくとも1人が死亡した。

南部ザポリージャ州のフェドロフ知事によれば、州都ザボリージャには5日夜にミサイル5発が撃ち込まれ、4人が死亡、31人が負傷。6日にも5発の攻撃を受けたが、死傷者は出なかった。

北大西洋条約機構(NATO)諸国はウクライナの要請を受け、防空システムの支援強化を検討している。ドイツのベアボック外相は先日、各国が拠出できる手持ちの装備を調べることで合意したと述べた。

「人道危機」のニュース

Video

Photo

注目ニュース

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]