ガザの住民100人に1人が死亡、40人に1人が負傷

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国連支援機関、ガザの差し迫る人道危機を訴え

(CNN) パレスチナ保健省は8日、イスラエルとハマスの戦闘が昨年10月7日に始まって以来、ガザ地区で少なくとも2万2835人が殺害されたと発表した。

今回の衝突が起きる前のガザ地区の人口227万人のうち、およそ100人に1人が殺害されたことになる。

負傷者は5万8416人と、ガザ地区の住民40人中1人に上っている。死傷者数はガザ地区の病院の集計に基づく。

イスラエルの爆撃でなくなった人々の遺体に祈りをささげるパレスチナの人々=2023年11月22日、ガザ地区南部ハンユニス/Mohammed Dahman/AP
イスラエルの爆撃でなくなった人々の遺体に祈りをささげるパレスチナの人々=2023年11月22日、ガザ地区南部ハンユニス/Mohammed Dahman/AP

イスラエル国防軍は先月、ハマスの戦闘員1人につきパレスチナの民間人2人を殺害したと推定していることを明らかにした。軍の広報はこの数字を「非常に前向き」と形容していた。イスラエルはまた、死者のうち8000人以上は戦闘員だったと主張した。

パレスチナ保健省によれば、死者のうち5300人以上は女性で、9000人以上は子どもだった。

国連児童基金(ユニセフ)によると、今回の戦闘が始まる前のガザ地区の子どもの人口は約110万人だった。つまり、ガザ地区の子どもはおよそ120人中1人が殺害されたことになる。

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