イスラエル兵によるガザ教会での母娘射殺、米が懸念を表明

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イスラエル兵によるガザ教会での母娘射殺について、米国が懸念を表明した/Mohammed Saber/EPA-EFE/Shutterstock/File

イスラエル兵によるガザ教会での母娘射殺について、米国が懸念を表明した/Mohammed Saber/EPA-EFE/Shutterstock/File

(CNN) 米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報担当調整官は18日、パレスチナ自治区ガザ地区の教会で女性2人がイスラエル軍の狙撃兵からの発砲で死亡した事案について懸念を表明した。

カービー氏は「我々は、民間人の死傷者を防ぐために可能な限りの努力をしなければならないと考えていると明確にしている」と述べた。

カービー氏によれば、米国はイスラエル政府に対して、特定の事案について懸念を表明し、負傷した民間人が避難して、適切な医療を受けられるようにするための必要性を伝えたという。

ラテン・エルサレム総大司教区座によれば、ガザの教会で16日、母親と娘が修道院へ向かって歩いている際に発砲があった。

カービー氏によれば、バイデン大統領や他の政府高官は、イスラエルがイスラム組織ハマスに対する軍事作戦を実行するなか、衝突回避のためのチャンネルをイスラエルとの間に設ける必要があるとの見方を示した。

カービー氏によれば、そうしたチャンネルは紛争時の誤算や誤解を減らすために重要だという。

母娘が射殺された事案をめぐっては、ローマ教皇フランシスコも17日の礼拝で、「武器を持たない民間人が爆撃や銃撃の標的にされている」と嘆いていた。

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