マンデラ氏の孫、死去 43歳、がんで闘病

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ゾレカ・マンデラさん/Salvatore Di Nolfi/EPA-EFE/Shutterstock

ゾレカ・マンデラさん/Salvatore Di Nolfi/EPA-EFE/Shutterstock

(CNN) 南アフリカの故ネルソン・マンデラ元大統領の孫、ゾレカ・マンデラさんが25日、がんのため亡くなった。43歳だった。

ゾレカさん一家の広報担当者が26日、声明で明らかにした。

ゾレカさんのインスタグラムのアカウントで共有された声明には「25日夜に友人や家族に見守られる中、息を引き取った」とある。

ゾレカさんはインスタグラムで闘病の様子をつづっていた。先月23日には「子どもたちに何と伝えればいいのだろう。がんを克服したサバイバーとしての人生を送れないかもしれないことを、どう伝えればいいのだろう。全てが大丈夫ではないときに、大丈夫だとどう伝えればいいのだろう。死が近づいている。死にたくない」と書き込んだ。

訃報(ふほう)を受けてネルソン・マンデラ財団も声明を出し、「悲しいことに、ゾレカ・マンデラ氏が昨夜死去したとの報に接し、マンデラ家に心からの哀悼の意を表する」「ウィニーとマディバの最愛の孫の一人で、財団の友人でもあるゾレカ氏の冥福を祈る」と悼んだ。マディバはネルソン氏の愛称。

同財団はまた、ゾレカさんを「ヘルスケアと正義のための熱心な活動家」と形容し、「がん予防の意識を高めるための活動と、がんを取り巻く誤った認識を打破するための揺るぎない信念は私たち全員を鼓舞し続ける」と述べた。

ゾレカさんは2010年に当時13歳だった娘ゼナニさんを交通事故で亡くしてからは交通安全の啓発活動も行った。

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