ハリケーン「リー」、カテゴリー5に急発達 カリブ海地域に接近

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ハリケーン「リー」、カテゴリー5に急発達

(CNN) 米国立ハリケーンセンターは米東部時間7日午後11時(日本時間8日正午)、ハリケーン「リー」が5段階で最強の「カテゴリー5」に勢力を強めたと明らかにした。カリブ海の東の大西洋上を移動中で、最大風速は約71メートルに上る。

7日の早い時間帯にはカテゴリー1だったリーは大西洋の暖かい水の上で急速に勢力を強め、過去24時間で風速が倍増した。

ハリケーンセンターの午後11時の勧告では、リーはリーワード諸島北部の東約1100キロに位置している。

週末までに勢力がピークに達する可能性が高く、来週初めまで北大西洋南西部の海上で危険なハリケーンの勢力を保つとみられている。ただ、米本土に直撃するかどうかは現時点では不明。

「リー」は週末までに勢力がピークに達する可能性が高く、来週前半まで北大西洋南西部の海上で危険なハリケーンの勢力を保つとみられている/Mapbox, OpenStreetMap
「リー」は週末までに勢力がピークに達する可能性が高く、来週前半まで北大西洋南西部の海上で危険なハリケーンの勢力を保つとみられている/Mapbox, OpenStreetMap

カリブ海北部では8日、各地で危険な寄せ波や離岸流が発生する見通しで、米国は10日から影響を受け始めるという。

リーの中心は週末から来週初めにかけてリーワード諸島やバージン諸島、プエルトリコの北方に移動する可能性が強まっている。これらの島では今週末に嵐になり、危険な寄せ波や離岸流が発生する可能性がある。

ハリケーン「リー」が5段階で最強の「カテゴリー5」に勢力を強めた/CNN
ハリケーン「リー」が5段階で最強の「カテゴリー5」に勢力を強めた/CNN

ハリケーンセンターによると、7日には大西洋東部でも熱帯低気圧が勢力を強め、島国カボベルデの西数百キロの場所で熱帯暴風雨「マーゴット」に発達した。マーゴットの現在の風速は約18メートルで、今後着実に勢力を強めて週末にはハリケーンになると予想されている。

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