チャールズ国王、即位後初の誕生日祝賀行事 馬に乗ってパレード

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バッキンガム宮殿上空で儀礼飛行

ロンドン(CNN) 英国で17日、君主の公式誕生日を祝う伝統行事「トゥルーピング・ザ・カラー」が開催された。チャールズ国王の即位後では初めて。

国王の実際の誕生日は11月だが、王室は伝統的に君主の誕生日を毎年6月に祝ってきた。

パレードでは国王が軍服姿で馬に乗り、バッキンガム宮殿から近衛騎兵練兵場へ向かった。国王の母、故エリザベス女王は1986年を最後に馬から馬車に乗り換えたため、この行事に君主が騎馬で登場したのは37年ぶり。

長男のウィリアム皇太子と妹のアン王女も馬に乗ってこれに続き、さらにカミラ王妃、皇太子の妻キャサリン妃とジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の子どもたち3人を乗せた馬車が登場した。

英王室は伝統的に君主の誕生日を毎年6月に祝ってきた/Henry Nicholls/AFP/Getty Images
英王室は伝統的に君主の誕生日を毎年6月に祝ってきた/Henry Nicholls/AFP/Getty Images

キャサリン妃はアイルランド近衛連隊名誉大佐の役割に合わせ、アイルランドにちなんだグリーンの帽子とドレスを着用していた。

沿道には夏の日差しの下、何時間も前から市民が詰めかけた。

練兵場での式典の後、国王らはバッキンガム宮殿に戻り、バルコニーから空軍の編隊飛行を見守った。

飛行には国内15カ所から発進した約70機が参加し、皇太子夫妻の子どもたちも上空を指差して楽しむ姿がみられた。

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