戦争中のNATO加盟が無理なのは承知、ウクライナ大統領

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ウクライナのゼレンスキー大統領=2日、ウクライナ・キーウ/Sergei Supinsky/AFP/Getty Images

ウクライナのゼレンスキー大統領=2日、ウクライナ・キーウ/Sergei Supinsky/AFP/Getty Images

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は4日までに、同国が求める北大西洋条約機構(NATO)への加盟問題に触れ、戦争が続いている間は正式な一員になれないことは承知しているとの認識を示した。

首都キーウでの記者会見で述べた。大統領は「我々が(戦争中の加入を)欲していないのではなく、不可能であるからだ」と指摘した。

NATO関連条約には、加盟国への攻撃を機構全体への敵対行為と見なし集団防衛のための軍事行動への参加を迫る第5条も含まれている。

ゼレンスキー氏は「ロシアと現在、戦争状態にあるNATO加盟国があるのなら教えて欲しい。自国内にロシア軍がいるNATO加盟国がどこなのかもだ」とも問いかけ、NATO加盟の重要性も示唆した。

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