イラン製ドローンによる首都攻撃、イランに相応の結果を警告 ウクライナ

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ドローン攻撃で被害を受けた住宅の屋根=28日、キーウ/Roman Pilipey/Getty Images

ドローン攻撃で被害を受けた住宅の屋根=28日、キーウ/Roman Pilipey/Getty Images

(CNN) ウクライナのポドリャク大統領府長官顧問は、首都キーウに対する攻撃にイラン製ドローン(無人機)「シャヘド」が使われたことを受けて、イランに対して相応の結果を警告した。

ポドリャク氏はツイッターへの投稿で、イラン政府はウクライナでの戦争で、ロシア政府の重要な同盟国となり、民間の都市に対する攻撃用の武器を意図的に供給していると指摘。

ポドリャク氏は、28日のキーウへの攻撃で50機のシャヘドが使われたこともイランによる武器供給という真実を雄弁に物語っていると述べた。ポドリャク氏は「法律的観点から言えば、イランは直接的な意図を持ち、その行動の結果を理解した上で、これを行っている。そこには必ず結果が伴う」と述べた。

ポドリャク氏によれば、ウクライナのゼレンスキー大統領は政府に対して、50年間のイランへの制裁を提案するという。

大統領府高官によれば、提案される制裁は、イラン人に対する貿易や金融、技術の制限、ウクライナ領内のイランの船舶や飛行機の通過の禁止など。

イラン政府とロシア政府の関係は、ロシアによるウクライナへの本格的な侵攻の後に、より緊密となった。ロシアはイラン製のドローンや弾道ミサイルを入手したいと考えており、イランはロシアからの投資や貿易を望んでいる。イラン当局者によれば、ロシアは過去1年でイランへの最大の外国人投資家となった。

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