ロシアが無人機使った「最大規模の攻撃」、ウクライナ軍が撃墜もキーウで5人負傷 当局

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キーウを攻撃したドローンが撃墜された後、損傷した車両の近くに立つ住民ら/Oleksandr Khomenko/Reuters

キーウを攻撃したドローンが撃墜された後、損傷した車両の近くに立つ住民ら/Oleksandr Khomenko/Reuters

(CNN) ウクライナの首都キーウに対し8日、ロシアがドローン(無人機)攻撃を行い、ウクライナ当局によると5人が負傷した。ドローン攻撃はウクライナの防空行動で撃退された。

キーウのクリチコ市長は、ウクライナに対するロシアの攻撃を「カミカゼドローンを使った最大規模の攻撃」と述べた。

ウクライナ空軍の声明によればロシアは同日、夜通しでイラン製のドローンを使ったキーウ州への攻撃を実施。北に位置するロシア・ブリャンスク州の空軍基地からドローン35機を送り込んできたという。これらのドローンは空軍が国防軍と協力して全て破壊したとしている。

キーウ市の軍政トップ、セルヒー・ポプコ氏は声明で、迎撃されたドローンの残骸が落下し、市内の家屋や車両が損傷したと述べた。残骸によって燃料の流出が発生した地区もあったという。

空軍は住民らに対し、ドローン全機を撃墜しても当該地域の安全が保証されたわけではないと説明。ドローンの残骸や対空ミサイルの破片が落下してくるとして警戒を呼び掛けた。

ウクライナ軍の南部作戦管区の報道官は7日、ロシア軍について、ウクライナ軍が防空システムを使い果たすのを念頭に繰り返し攻撃を仕掛けていると述べていた。

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