ロシア外相、来週訪米へ 黒海穀物輸出を国連事務総長と協議

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ロシアのラブロフ外相=17日、ブラジル・ブラジリア/Evaristo Sa/AFP/Getty Images

ロシアのラブロフ外相=17日、ブラジル・ブラジリア/Evaristo Sa/AFP/Getty Images

(CNN) ロシアのラブロフ外相は来週米ニューヨークを訪問し、黒海経由のウクライナ産穀物輸出の合意について国連のグテーレス事務総長と協議する。ロシア国営タス通信が同国のネベンジャ国連大使の話として18日に報じた。

ウクライナは17日、国連が仲介した穀物輸出の合意をロシアが脅かしていると非難。トルコ領海にいる船の検査が2回目となる妨害を受けたと指摘した。

ロシア国営RIAノーボスチ通信はロシア当局者の話として、穀物輸出合意のもとでの検査が18日に再開したと報じた。

ラブロフ氏のニューヨーク訪問は、ロシアのアントノフ駐米大使が先週、米政府にラブロフ氏が使用する特別機と、国連安全保障理事会の議長国を務めるロシア代表団のビザ発行に関する許可を求め、可能になった。

この件について、米国務省の報道官は先週、国連の本部が置かれている国として米国は「ビザ発行に関する対応も含め」国連本部協定に定める義務を負うと述べた。

国連本部協定には「米国の連邦、州または地方の当局は次の者の国連本部地区への往来を一切妨げてはならない。(1)国連加盟国の代表者または国連職員、憲章第57条第2項に規定される専門機関の職員、これらの代表者または職員の家族」とある。

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