ロシアはバフムートで「焦土作戦」に変更 ウクライナ陸軍司令官

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バフムートの状況を空から撮影した写真=9日、ドネツク州/Libkos/AP

バフムートの状況を空から撮影した写真=9日、ドネツク州/Libkos/AP

(CNN) ウクライナ陸軍トップのシルスキー司令官は11日までに、ロシア軍がウクライナ東部バフムートでの戦術を「焦土作戦」に変更し、空爆や砲撃によって建物や陣地を破壊していると述べた。

ウクライナ軍は10日、テレグラムへの投稿で、シルスキー司令官が9日、バフムートの前線の激しい戦闘が行われている場所を数カ所訪問したほか、市の近くに位置するウクライナ軍の部隊を視察したと明らかにした。

シルスキー司令官によれば、ウクライナ軍がロシアの民間軍事会社ワグネルの戦闘員を消耗させており、そのためロシア軍はバフムートでの戦闘に特殊部隊や空中強襲部隊を参加させざるを得なくなっているという。

シルスキー司令官は「敵はいわゆる『シリアの』焦土作戦に切りかえた。空爆や砲撃で建物や陣地を破壊している」と述べた。

シルスキー司令官によれば、バフムートの防衛は続いている。戦況は厳しいがコントロールできているとした。

ウクライナ軍参謀本部は10日、情報を更新し、ロシア軍が引き続き、主な進攻先として、リマンやバフムート、アウディイウカ、マリンカに注力していると明らかにした。

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