岸田首相、歴史的なウクライナ訪問 ブチャを視察

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ブチャにある教会の前に立つ岸田首相(中央)=21日/Sergei Chuzavkov/AFP/Getty Images

ブチャにある教会の前に立つ岸田首相(中央)=21日/Sergei Chuzavkov/AFP/Getty Images

香港(CNN) 日本の岸田文雄首相は21日、ウクライナのゼレンスキー大統領と会談するためウクライナを電撃訪問した。

岸田氏は21日午後、首都キーウに到着し、その後、ロシア軍による民間人の虐殺と戦争犯罪が行われたとみられるブチャを訪問した。

ウクライナ外務省のエミネ・ジャパロワ第1外務次官は、岸田氏のウクライナ訪問を歓迎した。ジャパロワ氏はツイッターへの投稿で、「この歴史的な訪問は、ウクライナと日本の団結と強い協力の証しだ」と述べた。

日本の首相が戦闘の続く国や地域を訪れるのは、戦後初めてとされる。G7(主要7カ国)のアジアのメンバーによるウクライナ訪問も初。アジア地域の米国の同盟国としても初めてのウクライナ訪問となった。

ブチャの集団墓地を訪れる岸田首相(中央)/Sergei Chuzavkov/AFP/Getty Images
ブチャの集団墓地を訪れる岸田首相(中央)/Sergei Chuzavkov/AFP/Getty Images

日本の外務省によれば、今回の岸田氏のウクライナ訪問はゼレンスキー氏の招待によるもの。岸田氏は23日に日本に帰国する見通し。

岸田氏は今回の訪問で、ウクライナへの連帯と揺るぎない支援を直接伝えるほか、ロシアのウクライナ侵攻を断固として拒絶するという。

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