ロシア国防省、兵士死者数を89人に引き上げ ウクライナ東部での攻撃

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破壊された建物のがれきを取りのぞくウクライナ非常事態庁の職員ら=ドネツク州マキイウカ/Alexander Ermochenko/Reuters

破壊された建物のがれきを取りのぞくウクライナ非常事態庁の職員ら=ドネツク州マキイウカ/Alexander Ermochenko/Reuters

(CNN) ロシア国防省は、1日にウクライナ東部で受けた攻撃によるロシア軍兵士の死者数を89人に引き上げた。声明によると、連隊の副隊長も死亡した。

ウクライナ、親ロシア派双方の説明によれば、1日未明、ドネツク州マキイウカで徴集兵を収容する訓練施設が攻撃を受けた。攻撃はウクライナ軍によるものとみられている。

ロシア国防省は2日、ウクライナが高機動ロケット砲システム「HIMARS(ハイマース)」を使ってロシア兵のいる建物を攻撃し、63人が死亡したと発表した。同省がこうした発表を行うのはまれ。その後、がれきの中からさらに遺体が見つかり、死者数を更新したとしている。

一方、ウクライナはロシア軍兵士約400人が死亡し、300人が負傷したと主張。正確な数は検証中としている。

ロシア、ウクライナのいずれの説明でも、1つの攻撃によるロシア兵死者数としては過去最多の事案の一つとなる。

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