ウクライナ・EU、エネルギーの安全保障確保へ協議

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欧州連合(EU)のシムソン欧州委員(写真右)と会談したウクライナのゼレンスキー大統領=1日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)/Ukrainian Presidential Press Service/Reuters

欧州連合(EU)のシムソン欧州委員(写真右)と会談したウクライナのゼレンスキー大統領=1日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)/Ukrainian Presidential Press Service/Reuters

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は1日、ウクライナ首都キーウ(キエフ)で、欧州連合(EU)のシムソン欧州委員(エネルギー担当)と会談した。

ウクライナ大統領府によれば、ゼレンスキー氏は、シムソン氏のウクライナ訪問に謝意を示した。ウクライナのエネルギーインフラは、ロシアのミサイルやドローン(無人機)による大規模な攻撃を受けている。

両氏は、ウクライナのエネルギー安全保障を確保するためのさらなる措置について協議を行った。ウクライナはロシアによる攻撃を受けて、国内の全エネルギーインフラの約40%が深刻な被害を受けている。

ゼレンスキー氏は、ウクライナのエネルギーインフラの復旧の必要性について詳しく伝え、欧州委員会に対して、EU加盟国からの支援を呼び込むための調整役を担うよう呼び掛けた。

ゼレンスキー氏はまた、ウクライナが欧州送電系統運用者ネットワーク(ENTSO―E)に参加するにあたってシムソン氏が果たした役割に言及した。

ゼレンスキー氏は、エネルギーインフラが安定すれば、ウクライナから欧州へ電力を輸出することができるとの見通しを示した。

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