ロシアへのイラン製ドローン供与、米仏英が国連安保理会合で協議へ

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(CNN) 米国とフランス、英国が19日の国連安全保障理事会の非公開会合で、イラン製ドローンのロシアへの供与について協議する予定であることが分かった。米当局者がCNNに明らかにした。

ロシアがウクライナの都市やインフラをイラン製ドローンで攻撃し、死者が出ているタイミングでの会合となる。

米仏英3カ国はイラン製ドローンの供与について、イランとの間での一部兵器の移転を制限する国連安保理決議第2231号に違反するとの見方を示している。3カ国が19日の会合でこの点を取り上げたり、兵器移転を理由とする対イラン制裁を行うかは不明。

米国務省のパテル副報道官は17日、英仏がイラン製無人機のロシア供与は安保理決議2231号に違反するとの認識を表明したことに触れ、米国も同じ立場だと述べた。

安保理決議2231号は2015年のイラン核合意に絡むもので、通常兵器の移転禁止を含む一部の措置については20年に解除された。

パテル氏によると、2231号は国連安保理が個別に事前承認しない限り、イランからの物品や物資、装備品、技術などの供与を禁止する内容で、航続距離300キロを超えるドローンは決議違反に当たるという。

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