ロシア、欧州に「公然とガス戦争」 ゼレンスキー氏

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ドイツ北東部ルブミンにあるパイプライン「ノルドストリーム1」の受入基地/Stefan Sauer/picture alliance/Getty Images

ドイツ北東部ルブミンにあるパイプライン「ノルドストリーム1」の受入基地/Stefan Sauer/picture alliance/Getty Images

(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は、ロシアが欧州に対して「公然とガス戦争」を仕掛けていると述べた。

ゼレンスキー氏は夜の会見で、「ロシアは、ノルドストリームのタービンに関する譲歩にもかかわらず、契約で義務付けられている欧州へのガス供給を再開しようとしない。これらは全てロシアが意図的に行っており、欧州の人々が冬に備えるのをできるだけ困難にしようとしている」と指摘。「これは、ロシアが団結した欧州に対しておこなっている公然としたガス戦争であり、まさにそのように認識すべきだ」と語った。

ゼレンスキー氏は、ロシア政府の最新の動きについて、「テロの形態」である幅広い活動の一部だとの見方を示した。

ゼレンスキー氏は、ロシアは、港湾の封鎖による飢えや冬の寒さ、貧困、占領によって人々に何が起こるのか、人々がどのように苦しむのかについて気にしていないと指摘。「これらはただ、テロの形態が違うだけだ」と語った。

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