ムッソリーニの孫娘、ローマ市議会選でトップ当選

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ラケーレ・ムッソリーニ氏/Stefano Montesi/Corbis/Getty Images

ラケーレ・ムッソリーニ氏/Stefano Montesi/Corbis/Getty Images

(CNN) イタリアのファシスト指導者ベニート・ムッソリーニの孫娘ラケーレ・ムッソリーニ氏が、ローマ市議会議員選挙でトップ当選を果たしたことが、6日に発表された公式集計で明らかになった。

ネオファシズムを掲げた保守政党「イタリア社会運動」の流れをくむ「イタリアの同胞」から立候補した同氏は今回、8264票を獲得。

6日付の伊紙ラレプブリカに掲載されたインタビューで同氏は、有権者は自らの苗字よりも、市議会での活動における「率先性」に目を向けていると信じているとし、「学校では指をさされたものだが、ラケーレはその後、頭角を現した。名前がいかに重荷であれ、名前負けしなかった」と述べた。

また自身のファシズム観について問われると、「この話題を取り上げたら、明日の朝まで話す必要がある」とも話した。

ラケーレ氏は最初に政界入りした独裁者ムッソリーニの子孫ではない。同氏の義理の姉妹に当たるアレッサンドラ・ムッソリーニ氏はベルルスコーニ元首相が率いた中道右派政党「自由国民党」に所属し、国会議員および欧州議会議員を務めた。

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