ロシアで固有のコロナ変異株の2種検出、シベリア型など

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(CNN) 消費者保護や国民の福祉を監督するロシア連邦政府機関は24日までに、新型コロナウイルスの変異株について同国内でシベリア型と北西部型と呼ぶ2種類を検出したと発表した。

国営のタス通信が報じた。同機関の責任者によると今月16日の時点で英国型の変異ウイルスについては少なくとも192件、南アフリカ型では21件の発生を確認した。

その上でロシア科学アカデミーの医療部門の会合で、海外でこれまで見つかっていない種類の変異型をロシア国内で発見したと説明。シベリア型など新たな変異株に関する知見を得た場合、発表すると述べた。

タス通信は以前に、ロシア国内で昨年11月、シベリア型の変異株が出現したと報道。しかし、同連邦政府機関は当時、シベリア地域だけに根差すものではなく海外でも既に拡散している変異株と考えられるとの見解を示していた。

ロシアでの新型コロナの感染拡大は深刻で、累計感染者数や犠牲者数は世界でも上位となっている。

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